5月①はてなコース、ぼうけんコース

シャボン玉の実験&工作

紫陽花がキレイに咲きそろって、そろそろ梅雨の時期となりました

造形教室では梅雨の時期にはもってこいのシャボン玉を題材にしました

シャボン玉は乾いたところが嫌いなので、

この時期ちょうどいいわけです

実験&工作…とあるのはシャボン玉液を作る実験だけではなく工作もするということ

実験道具も自分で工作したものを使うわけです

はじめに内容に軽く触れ、シャボン玉遊びか！わーい！となった後、その前にチャチャッと道具を作ってしまおうという感じで工作をします

工作は一つ一つは簡単そうなのでみんなすぐに取りかかります

しかしはじめは簡単そうでも、測る、切る、ねじる、曲げる、結ぶなどたくさんの要素が含まれていて感覚的には簡単なことでも実際にやるのは意外となかなかうまくいかないもの

そしていくつか作るうちにだんだん作るものも高度になってきて

頭でイメージしたことが上手くできず焦ったり嫌になってしまったりする子もいます

なんでも便利になった世の中は、自分でなんとか頑張ってやるという機会を奪ってしまっているので踏ん張れない子にできるだけ声をかけてなんとか最後までできるように促します

家に帰ればゲームにスマホ、工作もキットだったり、外遊びもままならない今の時代、細かい手仕事ができないというのも無理もない話なので、なるべく細かく声掛けをしていきます

確実に年々子どもたちのできることが減ってきているので、今回もまた一つやり方を簡単にできる内容に変更しています

…とはいえ昔のやり方の方を選択する子や、さらに難しいやり方に挑戦する子もいるので、その子のやるのを見て少しでも刺激にはなっていけばいいなと考えます

造形教室はいろんな学校からいろいろな年代の子どもたちが通ってくれているので、その辺はありがたいところです

なので振替などでほかのクラスに来ると全く違う雰囲気にびっくりすることもあり、楽しいと思うこともあるようです

ところで、変わらない事もあります

子どもたちのシャボン玉で遊ぶ時の笑顔

手をシャボン液でベタベタにしつつ、あー！シャボン玉同士くっついたよ！水の上を弾んだよ！シャボン玉の膜に腕まで通ったよ！などなど…

自分で作った実験道具で目を輝かせて遊んでいる時の笑顔です

ずっと同じことをやり続けたり、あれこれ試したりして遊ぶ集中力は子どもらしくて昔と変わらないなと感じます

こちらが言わなくても工夫したり、やり直したりほかの子のを真似したりして自分でどんどん学んでいきます

とても微笑ましい時間です

私もみんなと一緒に楽しんで発見がいろいろありましたよ

あー楽しかった！またやろうね！